オープン前の準備に追われお忙しい中、復興美容室「絆」釜石店へ
お邪魔し、お話を伺ってきました。
お話をして下さった方は、この美容室の発起人である
NPO法人FEEL・理事の齋藤利衛門さんです。
Q. 以前お伺いした際には、美容師さん&受付の方を募集中でしたが、その後どうなりましたか?
A. 受け付けの方は決まりそうで、美容師さんは3人決まりました。最初はお手伝いも含め、4~5人の態勢でスタートです。
Q. 復興美容室「絆」釜石店をオープンするにあたり、大変だった所、苦労された所はありますか?
A. 釜石の地域性を知らない事ですね。大船渡とも一味違った地域性があります。釜石の人は大人しいですね。(笑)
Q. 復興美容室「絆」オープンに向けて、美容師さんの募集を求人票に出したり、情報を流す等をしてきましたが、集まった美容師さんの人数は3人?
A. もっと多くの美容師が被災しています。そういった方々の力になりたい。噂だけで判断するのではなく、自分で確かめる事が1番大事。
Q. 齋藤さんがここまで一生懸命できるモチベーションはなんですか?
A., “おかげ様でした” “ありがとう”という言葉。
ありがとうという言葉を聞きたいわけでは無いんですけど(笑)
救われた気持ちや今こうやって夢を失わない。
そんな人々から、また次に行く勇気を貰っています。
また、自分たちが助かって生き残った美容師は、お客様の髪を切って元気になります。美を通して地域に活力を与える。それが自分達の仕事です。
Q. そこで齋藤さんは支援物資・支援金等を呼びかけ、誰も作らない、“被災した美容師の為の美容室”を作りました。
A. 今まで全然面識もない人達の支援の「絆」が広がることの凄さ。
いろいろな人達が関わって来る事によって、人間・日本ってまだまだ捨てたもんじゃないなと。
“自分の為”って普通生きるんだけど、ちょっと視点を変えて“人の為に生きる”と何か頑張れます。
Q. 最後に・・・釜石市民・美容師さんへメッセージをお願いします!!
私たちの場合は美容師さんに特化して支援して行きますので是非ご利用して頂ければ、大いに嬉しいです。
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美容室内がとてもおしゃれで可愛らしい雰囲気となっています。
女性の方はもちろん、お子様・男性・どなたでも入りやすい美容室です。
またお知り合いの方に被災された美容師さんがいましたら、ぜひお声かけを宜しくお願いします。
取材を受けて下さいました齋藤さん、お忙しい中ありがとうございました。
ワカメちゃん