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2011年4月14日 23時44分

一時保管場所の確認と今後の保管場所を探す

4月14日(木)
前日得られた情報から、一時保管場所となっていた施設を訪問。
そこには地元の消防団の方々が、捜索活動中に発見し回収された品々が、
保管されていた。
この施設は避難場所にもなっており、
避難されている住民の安全確保のためにも、
場所は公開していない。

今後、回収品は増えていくことは容易に想像でき、
保管場所の確保が急務だった。

しかし、安全な施設には多くの住民の方々が避難されており、
陸前高田市内で保管場所を探すのは難しかった。

保管場所の候補地調査の為、広田半島38号線沿いをバイクで走行した。
広田半島は陸前高田市の南部にある半島で、
市内の東西からの津波により、一時南北に分断された。
広田町には、広田保育園・広田小学校・広田中学校・高田高校広田分校が
隣接している。
ここも、津波による大きな被害があった。

南は広田崎。東は黒崎温泉保養センターまで回り、
被害状況と保管場所の候補地を探したが、
広田小学校より少し北上した地点で、
道路が分断されており、迂回路の整備を進めていた。
その為、来た道路を引き返し、本日の活動を終えた。

現時点では広田半島に保管墓所を確保できても、
道路の復旧作業が続く地域での活動は難しいと考える。
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