2011年11月14日 16時42分
オールハンズのみなさんとお別れ式
大船渡、陸前高田、両市で支援活動を行ってきた国際ボランティア団体「オールハンズ」が11月13日のこの式をもって、約7か月におよぶ活動を終了しました。
式が行われたのは大船渡市盛町の「みどり町公園」で、この公園は津波の被害を受けましたが、オールハンズのメンバーが4か月以上かけてきれいに整備してくださり、市民もメンバーも思い入れの強い場所です。
式には戸田公明大船渡市長、渕上清市議会議員、オールハンズボランティアプロジェクト東北のクリス・ターナー代表、オールハンズのメンバー、感謝の気持ちを伝えようと集まった市民の方々合わせて200人以上が参加しました。
式は、オールハンズボランティアプロジェクト東北のクリス・ターナー代表のあいさつ、応じて戸田市長が感謝のあいさつ、続いて公園整備のリーダーを務めたクリス・ザネラ氏のあいさつ、という流れで進んでいきました。
ク リス・ザネラ氏の「この公園に花を植えましょう。そしてその植えた花を見に来たときには、震災で亡くなられた人のことを思い出してください。」というあい さつが終わり、テープカット、記念写真撮影の後、公園を囲むように作られた「メモリアルガーデン」と「復興ガーデン」にみんなで集合しました。
「メモリアルガーデン」には花を、「復興ガーデン」には兵庫県宝塚市から贈られたチューリップの球根をみんなで植え込みました。
子供たちはきれいに整備された公園でオールハンズメンバーと綱引きや鬼ごっこなどで元気いっぱいに遊んだり、お世話になった地域の方々は感謝の気持ちとさようならを伝えていました。
私たちKOMもオールハンズのメンバーと一緒に活動していた期間があり、仲良くなったメンバーもいるので、帰ってしまうのは残念に思えてなりませんが、「また絶対に戻ってくるよ」、「また七夕をしたい」などの言葉を聞いて笑顔でさようならを言うことができました。何より日本のため、被災地のため、大船渡、陸前高田のために長期にわたり活動してくれたことに感謝の気持ちをいつまでも忘れずにいたいです。
I shall never forget your kindness.