2012年1月11日 10時56分
とおの昔話村
遠野市立博物館からほど近いところにある「とおの昔話村」に行ってきました。
遠野物語の著者であり、日本の民俗学の開拓者とよばれている柳田國男が滞在した宿として知られている高善旅館のつくりをそのままに移築した建物になっています。二階造りの館内は自由に見学することができ、部屋の造りや戸のこしらえ方など細部にわたって明治の旅館の雰囲気を感じることができます。
となりには、「物語蔵」、「とおの昔話資料館」があり、座敷童のお話を映像で楽しむことができたり、日本全国の昔話を集め、それらの展示資料を見ることもできます。あらかじめ昔話の内容を知っていても目から鱗の情報が多々ありゆっくり時間を使って楽しむことができます。
と おの昔話村の敷地内には世田谷にあり柳田國男が晩年まで過ごした隠居所も移築され、生前の愛用品なども展示されています。貴重な資料なので一見の価値はあ ると思います。また、遠野物産館二階の語り部ホールでは生の昔話を聞くことができます。約20分のお話なので時間に余裕がある方は是非おすすめです。
詳しい情報はHPで確認することができます。
とおの昔話村住所: 岩手県遠野市中央通り2-11
TEL: 0198-62-7887
公共交通: JR遠野駅から徒歩7分
車: 釜石道東和ICから国道283号経由36㎞ 45分
駐車場: あり
料金: 一般310円(260円)、高校生以下210円(150円)、小・中学150円 (100円) ( )内は団体20名以上の場合
開館時間: 9:00~17:00(入館受付16:30まで)
休館日: 年中無休
語り部: 料金に+100円で、「物産館2階」にて語り部による生の昔話を聞くことが できます。(1回約20分)