2012年6月05日 23時01分
伝統芸能・郷土芸能
三陸地域では、主に虎舞。
内陸地域では、獅子舞、剣舞。
四国に匹敵する面積の岩手県。
更に過去の歴史を振り返れば、南部藩と伊達藩。
地域的には沿岸部と内陸部。
アイヌ文化との交流などの諸説。
古き良き日本文化が今も残る地域ではないかと、
岩手で1年間過ごす事で強く感じています。
まつりという言葉だけでも、
「祭」「奉り」「祀り」があるだけではなく、
日本各地で行われる「まつり」は
現代ではイベントとしての要素が強くなっているように思えます。
三陸地域、隣接する地域ではいわゆる八百万の神に対する信仰、
土地に伝わる伝統、文化としての「まつり」としての要素が強いと感じます。
これは、地域コミュニティ形成に関して、
大きな影響をきっかけを生み出していると推測します。
全国各地で地域コミュニティの形成に苦慮しているのであれば、
東北の伝統芸能・文化を知ることは、
大いに参考になるのではないでしょうか。
支援・ボランティアという関わり方から、
温故知新という視点から学ぶことも多くあるのではないかと思われます。
これから、三陸地域はとても魅力的な季節を迎えます。
各地域で「まつり」を観るだけではなく、
その歴史・文化まで掘り下げると、
違った魅力を感じ取れるのではないでしょうか。