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2012年1月25日 10時35分

小惑星探査機「はやぶさ」展示会 IN リアスホール

1月21日、大船渡市のリアスホールで行われている、小惑星探査機「はやぶさ」の展示会に行ってきました。そこで、JAXAの基盤技術グループ長 松坂幸彦さんにお話しを聞かせてもらいました。

~4年前まで、大船渡市三陸町吉浜にはJAXAの大気観測所がありました。
その関係で早期復興を目指して諦めない心や勇気がわく機会にしようと企画しました。

吉浜観測所では、気球を使っての実験が行われました。気球は、空力的な実験をちゃんと考えた通りに設計されているかとゆうことなどを確かめるための実験と しても使える。実際にロケットなどを使うとお金がかかるが、気球のような小さいものでその性能を調べるということは、ものすごく安くできる。しかも、準備 期間もそんなにかからず、納得できるまで気球を使った実験を行い、パラシュートが地球に帰ってきた時にしっかりと開いて回収できるように、ということを検 証する実験ができる。

気球は回収できるというのも強み。上空15㌔メートル程度の風の時は、最初は東に流される。高度を上げて30㌔メー トルになると、逆の風が吹いている時期がある。それが三陸の場合、5月と6月・8月と9月。それを利用して気球を上げた場所に帰ってくるように実験すれ ば、回収できるし、戻ってくることが多い。その時期以外は、全てアメリカまで行ってしまったりする風しかない。風を利用して回収まで行えるということで。 非常に気球というのは、使いようによっては安くできるし、有効価値があるものであると思っている。

天文関係にしてもたとえば、生物を高度が高いところまで上げて、それを自由落下させてあげれば、0gの状態が作れるので、その時にカメラを積んで、生物系がどうゆう動きをするのか?ということもしている。

準備してから、実験がすぐにできる・安くできる・起動性があるといことで、気球というのはなくならないで今でも応用されている。~

  

地元にいる私たち自身も、こんな身近に観測所があることは知りませんでした。帰還した実物のカプセルを見学できる機会はなかなかないので、とても感動しました。
打ち上げまでにたくさんの実験を重ね、いろんな努力があるんだということが分かりました。身近で宇宙について学べることで地元の子どもたちに夢を与えることによって、大船渡が元気になってくれたらいいと思います。



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