2012年7月22日 18時50分
【防災】東日本大震災から学ぶ地域防災フォーラム
2012年7月22日
釜石の合同庁舎で行われた
「東日本大震災津波から学ぶ地域防災フォーラム」に行ってまいりました。
会場になった大会議室の前には、復興カメラの写真が展示されており、来場者の皆様が一枚一枚じっくり見ていました。
フォーラムは13:00から行われ、第1部は
片田敏孝氏[群馬大学大学院工学研究科教授]が講師として約2時間の間、講演を行いました。
震災時の細かいデータをスクリーンに映しながら、とてもわかりやすい説明で
東日本大震災を振り返り、釜石市の子どもたちに今後どのような防災教育を行うべきか、これからの町づくりをどう考えるかなどをお話していただきました。
休憩を挟んだ後、第2部は
小笠原敏記氏[岩手大学工学部准教授]
川原清文氏[釜石市唐丹地域会議議長]
菊池国浩氏[釜石私立釜石小学校教諭]
柴田渥氏[釜石市松原町内会事務局長]を出席者に、コーディネーターとして
鹿野順一氏[NPO法人@リアスNPOサポートセンター代表理事]を迎え、各地域の震災時の様子、震災後の活動や避難所での生活について、その後
[明日からの防災について]という視点からの意見をお話いただきました。
最後に来場者を交えての意見交換があり、時間いっぱいまで防災について熱の入っ
た様子でした。
このような地域会議に出席する機会は今まであまりなかったのですが、参加することによって自分が住んでいる地域の活動をより深く知ることができたり、今回は特に防災というものについて、より深く当時の状況を把握することが出来ました。
地域会議、フォーラムというと難しそうなイメージがあるかもしれませんが、少しでも興味のある方は、今後またこのような会議は行われると思いますので気楽に参加してみてもいいかもしれませんね。
アメフラシ