実行委員長の中野圭さんに話を聞きました。
Q.中野圭さんが片山さんと知り合ったきっかけはなんですか?
東京に住んでいて、この震災をきっかけに地元に戻ってきたい気持ちと、それと同時に地元に何か仕事をおこしたり、地元が活気づくようなことをやりたいと考えて、「箸(はし)づくり」を始めようと思った。
海産物がこのとおりの状況なので、三陸町といえばこの大船渡にはリアス式海岸や山もたくさんあるわけだし木材もあるので、木材を使ってお箸づくりをしたいな、と思って。
そこで、三陸町で木材を扱っているところで片山さんを紹介してもらって知り合った。いまはメインは東京だけど、徐々に地元に戻ってくるイメージで考えている。
それから、okirai goblin PROJECT(オ キライゴブリン・プロジェクト。 東日本大震災で 被災した越喜来地区(岩手県大船渡市三陸町)と、 越喜来に恩返ししたい人をつなげる ためのプラットホーム)で、香月さんというデザイナーさんがいろいろ支援したり、鬼のマークの旗やステッカーを作ったりしてくれている。
そこで、越喜来のことを一生懸命何かやろうとしている若者がいると、ネット上でつながってサポートをしてくれている。グッズは7月から販売。帽子、Tシャツもある。
このプロジェクトは、物を売るというよりも、越喜来の現地の人と支援をしてくれる団体など、被災地以外で支援してくれる方をつなぐようなプラットホームを目指している。
今回、エコックスのメンバーが、バスツアーや崎浜地区の子どもたちに腹いっぱい焼肉を食べさせようというプレ・イベント(okirai summer 2011)もある。
Q.(お二人に)現時点で問題点のようなものがありましたら教えてください。中野さん:
警備の面で言うと、周りに電気がないので真っ暗な中でやらなくてはならないこと。
打ち上げ場所も今までは漁港だったけど、今度は川の水門付近。そうなってくると立ち入り禁止エリアも変わってくるので、今までとは違った警備の仕方をしなければならない。
毎年大船渡の市街地で行っていた花火大会は今年は開催しないということで今までにない人手が想定される。
片山さん:
駐車場は300台ほど確保。3方向から見られる。
観覧場所も、国道45号線から起喜来におりたところにある旧商店街の両サイドの私有地を予定している。
県道沿いなので、車両の往来が多い。安全管理をしっかりしたい。
とにかく、人のケガ、事故がないように。
片山さん:
大船渡から移動販売車で5件、地元起喜来から4件の予定。
Q.LIGHT UP NIPPONは、来年も継続したいですか?
継続する方向で考えている。プレ・イベント(okirai summer 2011)も実施する。花火の経費しか出ないが、あえて募金など行わず、人脈を駆使して経費を抑えて実施する。
模擬店以外は無料だし、アジカン(ASIAN KUNG-