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2012年7月09日 11時31分

【シンポジウム】「災害・復興アーカイブシンポジウム in 宮城」

201276()

宮城県石巻市にて

「災害・復興アーカイブシンポジウム in 宮城」
~被災自治体による包括的な災害及び復興過程の記録とその活用~

が行われました。私たち「アイアンハート」のメンバーも数名、このシンポジウムに参加し、釜石市以外の取り組みについてお話を聞かせていただきました。

シンポジウムは13:00から始まり、


長坂俊成(独立行政法人防災科学技術研究所主任研究員、311まるごとアーカイブス世話人)氏がコーディネーターとして会が進行しました。


 各地での取り組みについて、さまざまなお話を聞かせていただきました。

内容としては
○気仙沼Tree Seedの活動内容について
(震災前、震災後の映像収集。オーラルヒストリーの収集。地域イベントの取材。)
Tree Seedのページはこちら

○株式会社リプロの商品である「情報杭/情報発信杭」を使った取り組み
(シンポジウムを行った施設内に実際に展示をしていました)

○防災科学技術研究所の研究員による研究成果の説明など。

釜石市の取り組みに関しましては、休憩をはさんだ後、

「釜石市役所 防災危機管理課 佐々木亨課長」によって、発表されました。

 

内容としましては、このとおりです。

  1. 「被災者の声映像化事業」 防災科研と協働 
  2. 被災した地域の民俗文化の記録・取り組みの紹介
  3. 社会的な役割等を担う方への定期的なインタビュー(実施予定)
  4. アーカイブスを担う人材の育成・地域内外の連携(実施予定)
  5. 大町・大渡地区等の住民の当時の行動・避難ルートを記録
  6. 復興に向けた取り組み、地場産業、地域の催し、イベント等の記録・紹介
  7. 当時の津波等の写真・映像
  8. 市内定点撮影(100箇所以上)・まちなか随時撮影
  9. 「津波避難場所踏査」

発表の後、参加者を交えての質疑応答・ディスカッションを行い、シンポジウムは無事閉会となりました。

防災科学技術研究所による、シンポジウムの紹介ページはこちら、釜石市が配布した資料はプラグインがインストールされていません20120706 kamaishi_shi.pdfです。

アメフラシ


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