ボランティア体験談
2016年8月19日 17時31分

災害ボラバスに参加して36

8月15・16日、ひょうごボランタリープラザの41回目となる東北ボランティアバスに40名が参加(夏休みで一人参加の高2女生徒も含め、10名程の初参加者)した。宮城県名取市仮設住宅での追悼行事の支援や住民との交流を、仙台市では農地整備を行った。
○ 15日(月) 名取市愛島東部団地仮設住宅
 こちらには、今年3月の追悼行事以来の訪問で、前回から月日がそれ程経っていないので、「また来ていただいて、どうもねー!!」と、声を掛けていただく。
予め用意していた犠牲者名が書かれた竹灯籠311本を神戸から持込み、追悼行事の準備にかかる。“ユリアゲ”・“絆”の文字に並べ、水を張りローソクを浮かべる。この時に、名取市長が訪れ、神戸の「1・17希望の灯り」から分灯して持込んだ灯を丁寧にローソクへ移されていた。夏祭りも開催中で、周りには仮設住宅の住民やボランティア・報道関係者も集まっていた。住民の方々にローソクを渡し、竹犠牲者名が書かれた竹灯籠を探し出すと、気持ちを込めて灯を灯されていた。14時46分の発災時刻には、全員で1分間の黙祷を捧げる。また、17時46分(阪神・淡路大震災の発災時刻5時46分に因み)には、その場にいた住民やボランティア全員で竹灯籠を囲むように手を繋ぎ、心を一つに1分間の黙祷を捧げる。
終了後は、仮設住宅集会所での交流会。住民とボランティアが思い思いの席に座り、普段の何気ない話や近況をお互いに交し、あっと言う間に楽しい一時が終了した。「来年の1月17日には、神戸に行くよ」と、再会をお願いして本日の活動を終了。
○ 16日(火) 仙台市若林区井土地区農地
  先立ち、海岸近くの震災慰霊之塔で、全員で黙祷。近くの荒浜小学校(4階建て、今年3月に閉校)は、震災当日校長の判断で、校舎内に居た全員が屋上に避難して無事だった。
その後、復旧農地を集約し地域活性化に取り組んでいる生産組合で、主流のネギ栽培している畑での小石拾い。中にはガラス片も交じっているので、慎重に手作業で取除いていく。短時間の作業ながらも、普段は作付けに追われ手の回らない作業とのことで、腰を伸ばしながら1枚の畑を完了。

神戸市西区       60代       男性       無職

◆ボランティア活動期間       2016年8月15・16日
◆ボランティア活動した市町村      宮城県名取市、仙台市若林区

 
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